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2014年1月26日日曜日

【eboardストーリー】中村との出会い(熊谷編)①~中村孝一という人物~

eboardストーリーと題して、クラウドファンディングサイトREADYFORでの
支援募集期間中、eboardとスタッフによるストーリーをお送りしております。

eboardの映像授業制作へ、ご支援のほど宜しくお願いします。
https://readyfor.jp/projects/eboard

初回記事 学習塾での経験①西宮ギャル 前編
http://eboardjp.blogspot.jp/2014/01/eboard.html


前回記事 中村との出会い(髙師編)② ~eboardの感動~
http://eboardjp.blogspot.jp/2014/01/eboardeboard.html
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eboard
と出会ったのは、2013年の始め。

アメリカ留学中だった私は、学生時代の友人、高師から突然メッセージを受け取りました。

「カーン・アカデミーって知ってる?」

その頃、自分の周りでTEDはちょっとしたブームでした。18分間に秘められた感動。
かっこいい。サルマン・カーンのあの独特な口調の動画も観たことがありました。

「カーン・アカデミーの日本版を作ってる人がいるんだけど、その人のために翻訳しない?」

それがeboardの翻訳だったんです。今でこそ、eboardは中山間地域に活動を展開して、
メディアでもそれが取り上げられてますが、当時eboardはまだ現場展開の話もなく、
いちオンライン教育サービスでした。


当時、eboard なるものの存在は聞いたことがなかった私は、
その正体もわからぬまま「高師の誘いである」「翻訳ができる」のたった二つの基準だけで、
YES! と即答しました。その後間もなく、「eboard代表中村さん」との
Skypeのミーティングをする機会がやってきます。

正直なことを書くと、私は始め、eboardの可能性がよく分かっていませんでした。
大学時代は塾や家庭教師、学習ボランティアの活動もしていましたが、
出会った子は皆学校にはちゃんと通っていたし、苦手な教科があるといっても、
中3でbe動詞がわからないとか、分数の足し算ができないとか、
そういう子には会ったことがなかったのです。

「オンライン学習?そいつぁ一体どんな可能性があるんだい?」
それくらいしか考えていませんでした。


そんなことを考えながら、しかし「何か自分に新しいことがやってくる…」
そんな予感も一方で感じていた中で、
この謎の人物「eboard代表中村さん」とのSkypeミーティングが行われました。

初めて話した印象は、「落ち着いていて、頭がめちゃくちゃ切れる人」でした。
Skypeだとなぜか標準語なことに若干の違和感も感じましたが 笑)

日本の経済格差、そこから生まれる教育格差。
自分がそれまで知らなかったことを、いろいろと知っている。
しかも、この人はeboardと子ども達の未来を真剣に考えている。
話を聞きながら、この「中村さん」という人物に吸い込まれるような時間が流れました。


「中村孝一」という人物に会ったことのある人の中には、
似たような印象を受けた人があるかもしれません。

子どもの学びに対するまっすぐな思い。
教育格差への強い危機意識。
そして、「どうあっても自分が何かするんだ」という信念。

それらに従って、1000本もの動画をたった一人で作り続けるという偉業を成し遂げた人物。
普通だったら、近寄りがたいオーラを出してると思うんです。
でも、なぜかこの「中村孝一」という人物は、人を引き付ける空気を持っているんです。
たぶんこれは、目の前の相手のことを、それが子どもであれ大人であれ、
自分のことのように向き合ってきたからなんじゃないか。そんな風に感じます。



初めてのSkypeミーティングを終えて、気が付けば、
自分はeboardのスタッフとして何ができるのか、高師との議論が始まっていました。


次のストーリー 中村との出会い(熊谷編)②~中村孝一と対面~
http://eboardjp.blogspot.jp/2014/01/eboard_27.html

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